著者:くまねこ【管理人】https://x.com/kumaneko417?s=21
10代の頃から音楽が大好きで、何十回とライブに参戦して感じたことをお伝えします。
それは、ミュージシャンごとに客層が全く違うことです。
しかもこの違いがそれぞれのミュージシャンの特色を現していて面白いのなんの。
この記事では、本ブログのメインテーマである「椎名林檎」「宇多田ヒカル」の客層についてはもちろん、筆者がこれまでに参戦した中で特に印象に残ったミュージシャンについてご紹介します。
椎名林檎のライブの客層
まずは椎名林檎のライブの客層から。
残念ながら筆者は東京事変のライブに参戦したことはないので、椎名林檎ソロ、のお話になります。(おそらく大きく客層が変わることはないと思いますが。)
結論から言うと、
圧倒的に上品で、まさに「客層が良い」のが椎名林檎のライブです。
年齢層・男女比で言うと、3~40代の女性が圧倒的に多い印象。
やはり林檎さんに憧れていらっしゃる方々が多く、まるで”椎名林檎のコスプレ“のような格好も多々見かけます。
和服に下駄の女性、どうやったのか前回ライブの衣装を再現している猛者など、”コスプレ”の種類も多岐にわたります。
(ファンクラブで「林コー研」なるものが開催されているくらいですから、当然と言えば当然の現象かもしれません)

↑の画像は椎名林檎公式Youtubeの『長く短い祭り』のライブ映像より。
観客が椎名林檎の動きに合わせて“旗”を振るという演出も定番となっており、ファンの統率の高さが伺えます。
(大声を出したりするいわゆる「迷惑客」も圧倒的に少ない、というか見たことがありません。)
宇多田ヒカルのライブの客層
つづいて宇多田ヒカル。
2024年の全国ツアーの映像がこちら。
筆者が参戦したのはこの「SCIENCE FICTION」と前回の「Laughter in the Dark Tour 2018」の合計二回です。
こちらも結論から言うと、
老若男女、あらゆる人間が揃っています。
さすがは平成を代表するミュージシャンと言ったところでしょうか。客層に特徴が無いのが何よりの特徴かもしれません。
ご説明するまでもないかとは思いますが、
宇多田ヒカルのアルバム『First Love』の売り上げは歴代の日本のアルバムで1位です。

その他にもTOP10に「Distance」「DEEP RIVER」の二枚が食い込んでくるなど、名実ともに日本一のミュージシャンの1人と言えるでしょう。
世代・性別を問わず、日本中から愛されているのが宇多田ヒカルと宇多田ヒカル音楽、ということがライブの客層からもうかがえるのです。
その他のミュージシャンの客層
ここからはその他、客層が特に印象的だったライブ・ミュージシャンについて解説していきます。
ビリーアイリッシュ
ビリーアイリッシュも椎名林檎と同様、”コスプレ”が大量発生します。
(緑の逆パインヘアを再現している強者も発見しました笑)
椎名林檎はおしゃれな大人、ビリーアイリッシュはおしゃれな若者が集う、といったイメージでしょうか。
ビリーもMCで「みんなおしゃれだね!」というニュアンスのことを話していました。
また、大騒ぎするようなオーディエンスも少なく、「みんな静かに聞いてくれるから緊張するよ!」というような発言も。来日した海外アーティストがよく言うセリフですよね。
ただ、これは日本公演のお話。
海外では『bad guy』で大合唱が起きる、異様な雰囲気のライブも(笑)。
この動画にはこんな秀逸なコメントも。

福山雅治
筆者は5年ほど福山雅治のファンクラブに入っており、その間5回ほどライブに参戦しました。
客層はイメージ通り、福山雅治と同世代か年上の女性が大半です。
そんな中、福山雅治は「イケメンで、モテるからライブチケットが売れる」という世間のイメージを払しょくするために、『野郎夜』という男性限定ライブを行うようにもなりました。
筆者も一度(しかも最前列で!)参戦したことがありますが、明らかに異様な雰囲気のライブです。
福山雅治のライブとは思えない、野太い感性が鳴り響くのです。
福山さん本人も非常に楽しそうで、この点に関しては「男性に生まれてよかったな」と感じました(笑)
エレファントカシマシ
エレファントカシマシといえば『今宵の月のように』『悲しみの果て』『俺たちの明日』など、比較的前向きでキャッチーな曲が人気の印象ですよね。
しかし実は、若い頃のエレカシ・宮本浩次の作品はいわゆる強烈なパンクロックなのです。
と、いうことで初参戦の際、筆者はエレカシの客層を全く予想できませんでした。
筆者の初参戦は2019年の野音。
その時の客層ですが、
なんと、、
福山雅治の客層にそっくりでした。
いやあ、個人的には驚きましたね。
上品でおとなしそうな4,50代女性が多い印象で、「この人たちが『奴隷天国』や『ガスとロンジャー』『珍奇男』を好きなのか!!???」と。(すべて強烈で、筆者の大好きな曲です。ぜひ一度聞いてみてください。衝撃ですよ。笑)
彼女らがどんな顔・どんな気持ちでこれらの曲を聞くのか、全く想像がつきません。(笑)
あいみょん
だいぶ長々語ってしまったのでここからは手短に。
あいみょんのライブは制服の女子高生だらけでした。
まだ超・有名になる前の、平日の地方公演だったということも影響していると思いますが、男2人で参戦した筆者はなんとなく気まずい感じを覚えました、、(笑)
銀杏BOYZ
ザ・ロック!という感じのライブに行ったのは銀杏BOYZが最初で最後です。
イメージ通りというべきか、ヤンキー風の人だらけでした。(笑)
47都道府県ツアーということもあり、会場はキャパ2~300人のライブハウス。
峯田和伸はヤンキーを従えて会場を一つにする、圧倒的なカリスマでした。
ライブで歌わない派の僕も、気づいたら全力で熱唱してました(笑)
カルト的な人気が出るのも納得した、いろんな意味でかなり衝撃的だったライブです。
米津玄師
ラストは米津玄師。
端的に言うと、宇多田ヒカルと一緒です。
宇多田ヒカルを平成一のミュージシャンとするならば、米津玄師は令和一のミュージシャン。
やはり彼らのライブには幅広い客層が集まるんですね。
(赤ちゃんも、おじいちゃんもいました。文字通り老若男女が勢揃いでした)
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